(最終更新日:2026年10月8日)
このページは,2026年1月から運用するメル遊会ゴルフコンペのローカルルールについて,追加部分と変更部分を中心に「これだけは覚えておきたい」事項を説明する。
1.1 ローカルルールの目的
2つの目的がある。
- スロープレーの防止
- 2019年と2023年の公式ゴルフルール改正で,注意すべき点を明文化する。
1.2 ルールの適用順位
メル遊会ゴルフコンペにおいては, 以下の優先順位でルールに従わなくてはならない。
- 当日の天候, コースコンディション, 補修・保守作業などによって,ゴルフ場側から指定された特別ルール(例: フェアウェイ上でティーアップ必須)
- メル遊会のローカルルール: 当ページ(メル遊会のローカルルール)及びRingwoodのローカルルール
- Ringwood Golf Courseのスコアカードに記載されているローカルルール。メル遊会メンバーは各自このローカルルールを読み,理解しておくことが求められる(別途和訳を提供する)
- 公式ゴルフルール
1.3 あるがままに打つ
公式ゴルフルールに則り, 球はあるがままに打つ。
特記: ウッドチップが敷き詰められている地域にある球も例外ではなく,あるがままに打つ。
この特記事項を追加した背景については 「補足-1: ガーデンベッドの定義とウッドチップ上の球の措置」参照
1.4 スイングと距離の罰(元の場所に戻っての打直し)を選択することの禁止
以下のケースで,公式ゴルフルールでは,スイングと距離の罰 (元の場所に戻って1罰打を加えて打ち直す)ことを許しているが, スロープレー防止の観点から, メル遊会ではこの選択を禁止する。
- 球がOBゾーンに入った (かつ暫定球を打っていない)
- 球を紛失した (かつ暫定球を打っていない)
- アンプレイヤブルを宣言した(ペナルティーエリア以外)
- 球がペナルティーエリアに入った
例外として,「元の場所」が至近であり,戻ることによる遅延がないと認められる場合は,同行プレーヤーの了解を得た上で「スイングと距離の罰」を選択することができる。たとえば上記 c で, バンカー越えショットを失敗して至近のバンカーに球を入れてしまい, アゴが高いので, アンプレイヤブルを宣言したい場合などがこれにあたる。
上記,aとbについては,打った地点からはOBや紛失球になったかどうか分からない場合がある。この場合,暫定球を打つことができる。メル遊会ではすこしでもOBや紛失球の恐れがあるなら,迷わず暫定球を打つことを推奨する。
それ以外(cとd)の場合は,暫定球を打つことはできない。しかし,打ち直すのが最善の方法と判断した場合は,その場で最初の球を放棄し,打直すことを推奨する。これは上記すべてのケースに該当する。「元の場所に戻る」わけではないので,この打直しは認められる。
元の場所に戻っての打直しを禁止にした結果,上記ケースでの救済方法が公式ルールと異なる。詳細は 補足-4を参照のこと。
1.5 前進2罰打をメル遊会のローカルルールとして正式に採用する。(明文化)
前進2罰打(定義: 「補足-2: 前進2罰打とは」参照)は, 2019年のルール改正で,これをローカルルールとすることが認められた。メル遊会はすでにこれを採用してきたが, ローカルルールとして採用することを,ここに明文化する。
1.4 で述べたように, スイングと距離の罰を禁じたため, その代替策として, 前進2罰打の選択が義務となる。
前進2罰打の救済方法については 「補足-3: 前進2罰打でドロップする場所」参照。
1.6 強制ギブアップ
メル遊会ゴルフコンペではギブアップを認める。また規定打数に達した場合は強制ギブアップとなる。
ギブアップの規定打数をそのホールのパーの3倍と定め,これがギブアップ時のスコアとなる。
ギブアップしたホールがある場合,その者は優勝の権利を失う。トップスコアであっても2位となり,スコアが2番目に良かった者が繰り上げ優勝となる(実話あり)
規定打数に達する前であっても,規定打数以内でのホールインが無理と判断したら,いつでもギブアップを宣言できる。(推奨)
規定打数打ってもホールインできなかったら,プレー続行を禁止する。球を即座にピックアップすること。宣言しなくてもギブアップが成立する。
規定打数丁度でホールインした場合もスコアは規定打数になるが,この場合は「ギブアップ」とはならない。優勝の権利が残る。
1.7 Safe First, Ready First
1.7.1 プレーの順番
プレーの順番は,ホールから遠い順であるが,これは原則であって, 絶対に守らなくてはならない順番ではない。
安全が確保できる限りにおいて,プレーの準備ができた者からプレーして構わない。
遠い順でない場合, 必要なら回りのプレイヤーに, 了解を得るとともに,注意を促すこと。
1.7.2 重要事項: グリーン以外の場所で
- ジェネラルエリア, ペナルティーエリア, バンカー内においては, 打つ準備ができ,かつ安全な状況が確認できたら,いつでもプレーしてよい。
- ティーショットは前ホールの成績に関係なく,準備ができた者から
- ティーショットで準備できている人が複数いるなら, 飛距離が短い人から,各自安全(自分の球は前の組に届かない)と判断できたら打ち始める。(ティーの位置にもよるが,女性から打ち始めた方がよいケースが多いと思われる。)
1.7.3 グリーン上で
- パターもホールから遠い順が原則だが,最初に打つべき人がまだ準備に手間取っている場合,準備できている人から打って構わない。
- まだ全員の球がグリーン上になくても,パターできる時間が確保できるなら,先にパターを打ってもよい。
- インプレーの人の邪魔にならない限り,自分のパターの準備をしてもよい。(特に他のプレイヤーのラインや視線にかからない場所でのボールのプレース,ライン読み,パターの素振りなど)
1.8 バンカーに関する特記事項
この項は, ローカルルールではなく公式ルールの説明であるが, バンカーについてはローカルルールとの絡みで誤解が多いので, ここに補足説明する。
1.8.1 バンカー内の足跡などにボールが入った場合
コロナ禍に, レーキの使用が禁止になったときの特別ルール(足跡に入ったら無罰で動かせる)を今でも有効と勘違いしている人が見受けられる。また実際, コロナ禍後もこの特別ルールを採用してきた経緯がある。しかしこの特別ルールは本来公式ルールに違反しているので, 廃止とする。
人間であれ, 動物であれ, 足跡がバンカー内に残っている場合があるが, これらはルール上「異常なグランド状態」とは認められない。したがって, 足跡にボールが入っても, 救済はなく, あるがままに打たなくてはならない。目玉と同じで運が悪かったと諦めるしかない。
これに対し, 動物が開けた穴やそのときできた溝などに球が入った場合は「異常なグラウンド状態」として, 無罰の救済が受けられる。
1.8.2 水たまりとアンプレイヤブルの処置の違い
バンカー内に水たまりがあって, そこにボールが入ったら無罰の救済が受けられる。それに対して, バンカー内のアンプレイヤブルは1罰打を加えての救済となる。このように罰打数に明確な違いがあるが, 救済方法に相違点があるのに混同されることがあるため, ここに補足説明する。
1.8.2.1 水たまり(もしくはバンカー内の異常なグラウンド状態)
バンカー内の水たまり(明らかに水が溜まっているか, 踏むと水が滲み出る場所) などの, 異常なグランド状態にボールある。 もしくは異常なグラウンド状態が’スイングやスタンスを妨げる場合は, 無罰で球を以下のいずれかにドロップできる。
- 同一バンカー内に完全な救済のニアレストポイントを取り, ここからホールに近づかない1クラブレングス以内かつ同一バンカー内にドロップ
- 球を基点に同一バンカー内の後方線上にドロップ
上記2つのいずれも場所も同一バンカー内に見つけられない(たとえばバンカーがすべて水たまりになっている)場合は次の2つの選択肢がある。
- ホールに近づかず, 水たまりの中でもっとも有利となるところ(例えば最も浅くなっているところ)にドロップする(無罰)
- 球を基点にバンカー外の後方線上にドロップ(1打罰)
1.8.2.2 バンカー内の球に対しアンプレイヤブルを宣言
以下の4つの選択肢がある。
- ストロークと距離の罰: ただし, メル遊会では, 打った直後に判断して, アンプレイヤブルを宣言した場合に限る。この場合は元の場所から, ただちに打ち直す。(1罰打)
元の場所がティーグラウンドならティーアップしてもよい。
メル遊会では球のそばまで歩み寄って, 状態を確かめてからアンプレイヤブルを宣言した場合, 元の位置が至近でない限りこの選択を認めない。 - 球を基点にホールに近づかず, 2クラブレングス以内かつ同一バンカー内にドロップ(1罰打)
- 球を基点に後方線上かつ同一バンカー内にドロップ(1罰打)
- 球を基点に後方線上かつバンカー外にドロップ(2罰打)
1.8.2.3 バンカー外に出す場合の特記事項
上記, 水たまり, アンプレイヤブル, いずれの場合もバンカー外に出す選択肢があるが, そのときは後方線上にドロップする方法しか取れないので注意すること。バンカーの横に出す人がいるとの報告があるが, これはルール違反である。